捺印権限を設定する!THE BOARDの使い方(第三回)
TheBoardの使い方(主に組織の設定とか)
権限設定とワークフローについて
The Boardで帳票までできるようになったら、次は権限設定だ。
正直にゲロると、私はカネ系の仕事は結構経験があるが、ヒト系の仕事はあまり経験が薄いので、ちょっと考察が浅いかなーと思いつつ。
さて言い訳はおいといて、上場していて決裁権限ガチガチな会社はもちろん中小企業ですべての捺印は社長という会社も、ハンコの取り扱いは大切だ。営業マンがテキトーに作った見積りで、赤字になってはたまらない。というか、時間のムダだ。
悩ましいのは、どこまでスピーディに商談を進めるかであろう。
「ブチョーが海外出張にいっているので見積りで出せません!」では話にならない。クライアントの要望にスピード高くビジネスを回すのも営業マンの価値である。「わが社は製品だけは負けません!」と叫ぶ営業マンも見受けられるが、じゃーお前の価値は何よ?と思うのがクライアントである。
組織レイヤ設定
で、The Boardは(クラウドだから当然だが)ブチョーが海外にいても承認できる。承認された帳表はPDF上に電子印がつかれる。
具体的には、承認経路を4レイヤーで設定することができる。
申請と承認
当然、ワークフローツールなので申請が上がればメールで通知が飛ぶようになっている。通知が飛ぶというのはとても大事で、それは「通知が来るまで考えなくて良い」ことを意味する。アタマの中をカラにして、本当に重要なものに取り組めるということだ。
組織設定(ロール)
また組織が大きくなれば、属する組織の属性によって管理したくなるのが普通である。会社で定められる職務権限はふつーバイネームではなく、職名で記載されるのがふつうだ。当然この辺の機能もついている。
ちょっと苦手な領域だったので軽く流してしまったが、一旦私の組織ではここまでの流れを作り、いま本番運用に適用しているところだ。
The Board https://the-board.jp/、元々「請求書管理面倒くせえなー」から検討を開始して入れたツールだが、結構お薦めだと思うので、帳表管理に四苦八苦している方は、ぜひ検討してみても良いと思う。
細かいので書かなかったが、「このクライアントだけは末日でなく1日付で発行!」とか内部管理データとは分けて表現だけ変更できたり、痒いところに手が届く感が満載である。
「毎営業日に書く」を日課にしてみたが昼休みに一気に書くのはつかれるので、次回からは(チカラを抜いた)Excel・Google SpreadSheetで、事業系のデータを扱うちょっとしたコツなんかを書いて、その後に「ちきゅう(SFA)」あたりに触れてみようかと。