中小企業がクラウドで戦える。いい時代だなあと思える人に捧げるブログ

今は小さくてもイケてる事業にしたい!正しく儲け続けるシクミを作るための備忘録

なぜセールスフォースを入れるのか

かーみーです。
今は中小企業がクラウドによって大手と渡り合えるようになった素晴らしい時代。
これからの方に参考になればとの備忘録です。
 
さて。まずはビジネスでクラウドと言えばセールスフォースなので営業系について。
 
そこそこの規模の会社になると、だいたいは基幹システムをもってる。
 
基幹システムを入れるほどでは無い小さな組織の場合、勘定系システム(会計、販売管理等だ)でカネ廻りを運用し、事業は個別にエクセルで顧客の付加情報、商談情報、受注(売上)情報を管理する事になる。
 
上記のような構成の場合、営業部門はエクセルを元に商況管理を行い、受注が確定して初めて勘定系にデータを入れる運用。
 
P/Lで言うと、トップライン(売上)より上はエクセル管理、トップラインは勘定系というイメージ。コストはエクセルで管理し、実際の請求書と突き合わせながら勘定系に入れるという流れになる。
 
わたしも、前職でセールスフォースを導入した。
今の部署では「ちきゅう」を入れているが、事業のスピードを上げるためエクセル管理ではなく、セールスフォース的な商談管理ツールが良いとお薦めできる。
 
前職で経営管理をする事になった時、その子会社では顧客管理、受注管理、請求処理をすべてEXCELで行なっていた。
 
経験された方はよく分かると思うが、受注管理(リクルートではヨミ管理と称する)のために関数を詰め込まれたEXCELを共有ドライブで管理するため、よく壊れる。壊れなくても沢山複製ファイルが出現し、どれが最新かわからない。
 
請求額を間違えるのは大事件だ。毎月請求額を間違えないように庶務が張り付きになるため、この状況を変えることがセールスフォースを入れた直接の目的である。
 
また、粗いレベルでの原価管理というメリットもある。
セールスフォースを始めとるする商談系ツールは、ほとんどの場合コストを入れ込むことができる。
 
(「ちきゅうhttps://app.chikyu.net/」もカスタムカラムを作れば実現できるし、「TheBoard https://the-board.jp/」でも同様だ)
ここまでのデータが管理できれば、粗利までは概算で計算できるということになる。
 
はじめは「正しいデータが正しく入るハコを作ること」ことが第一歩だった。
ただ、実際に導入すると、様々な波及効果があることがわかってきたので次回記載しようと思う。