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話が長い!と言われないためのスキル

かーみーです。

良い話をしているのに、「話が長い」と感じてしまう人っていますよね。自分も「話長い!」とよく言われるので、気をつけている事。

 

どういう時に、人は話が長いと感じるのか

 

「話が長い」と感じるのは、話に飽きていると感じる事とほぼ同じである。たとえ長くても、話に夢中になると長くは感じないものだ。 また、とはいえ夢中にさせる話し方というのは極めて難しい。一般ピーポーでも狙える方法が必要だ。

 

で、「話なが!」と感じるのは、なーんか話に集中できない違和感があり、その違和感が続き、途方もなくムズムズする感じが「話が長い」という感じる感情の正体。

 そして、この違和感は、聞き手の集中力がプツッと切れ、聞き入っていたものからフッと離れたときに生じる。話をが長く感じさせないためには、「集中力が切れるイベントを極力減らす」というのがポイントである。

 

 

集中力はどんな時に切れるのか

1:期待の長さからずれている時

乾杯の挨拶などがそれだ。定型の挨拶などは「聞き手の期待する長さ」がある。この長さからズレると違和感を覚えはじめる。「全体の進行大丈夫かな」とか思い始める。お作法的な話はサクッと終わらせよう。

 

2:話が着地しない時

人は、無意識に「これからどうなるんだろう?」「何が伝えたいことなんだろう?」を推測しながら話を聞く。

 

例えば商談であなたが営業マンから「御社のビジネスの課題」「解決するソリューション」と、順を追って聞いたとしよう。あなたは、「次は具体的な提案が出てくるだろう」と想像しながら話を聞いているはずだ。

 

ここで営業マンが「ところで弊社のビジョンは…」と続けると、きっとあなたは「うん?何言ってるんだコイツは?」と思うに違いない。集中力が切れる瞬間である。

 

それでも優しいあなたは「まあ、このビジョンに繋がる提案が来るのかな?」と思って一度は許す。もう一度話に集中しようとする。

 

しかしその後に「弊社は創業100年を迎えまして…」なんて話が続いたら、もうアウトだ。もう集中する気にはなれない。「こいつ、話長いなー」になる。

 

ダメ押し表現が、集中力を切らす

選挙などでは、大事なフレーズが繰り返し語られたりするが、繰り返しも度を超えると、頭の中に「?」を生み出し集中力が切れる。特に、さして重要度が低い事を繰り返し強調されると、違和感でムズムズしてくる。

 

例えていうなら、全部太文字で書かれた企画書を読むような感じだ。無意識に「この話って何の話?」という気持ちになり集中力が切れる。大事なフレーズは、要点を抑えてダメ押ししたほうがよい。

 

パワポのどこを読んでいるかわからない話

資料がある場合も気をつけたい。資料と、話している内容がズレると違和感を覚えはじめる。聞き手は「あれ?これどこの話?」になる。アタマは話と資料を行ったり来たりしはじめ、すでにあなたの話は耳に入っていない。それでもダラダラ話すと「話ながっ!」になる。

 

一度資料を作ったら、必ずその順番で話すこと、資料とズレる箇所はフォローし、聞き手の頭の中を想像しながら話す必要がある。

 

 

以上が、話が長く感じないためのコツだ。

「聞き手のアタマの中を想像しながら話す」ことで、あなたの話は(例え流暢でなくても)迷惑はかけないレベルまで飽きさせずに伝えることができるようになる。

 

あとは、余裕をもって「本当に聴くに耐えうる話」を考えればよい。