初めてのSFA導入(ちきゅうの導入)第1回
かーみーです。ちょっと忙しくて更新をサボってしまったが、はじめてのSFA導入ってやつをやってみよう。
SFAとはSalesForceAutomation。ざっくりいうと営業支援ツールである。超有名なのはsalesforce.com。もちろん至れりつくせりだが、中小企業には1アカウント1.5万/月はちと辛い。
そこで「ちきゅう 」だ。月額なんと980円。まずはこいつを使って、ヨミ表の運用を初めてみる。
「ちきゅう」のカバーする営業プロセス
基本的に商談プロセスは、以下のように構成される。
ビジネスの特徴や大きさにより実にさまざまだが、1-2はCRMツールを使ってマーケティングが担当し、2-4はSFAを使って営業が責任を持つケースが多い。ちきゅうも、主に2−4をカバーしている。
1:プロモーションをして反響が来る
2:顧客を発見する
3:顧客にあって商談をする
4:発注をもらう
5:納品する
6:対価を請求する
7:回収する
会社(顧客)の設定
では、実際に設定をしてみよう。まずは顧客の設定。ちきゅうでは「会社」というテーブルだ。上記商談プロセスでいうと2。「営業マンが会った顧客」である。
顧客名や連絡先、住所等の情報が管理できる。デフォルト項目に加え、自由に項目を加えることが可能だ。私の担当している事業はマンション居住者を顧客として管理しているので、「マンション名」「部屋番号」を追加している。
「顧客ID」など重複すると問題のあるデータ項目は重複は弾く設定が可能だ。
新たなカスタム項目を加える際は、「数値型」「テキスト型」「日付型」「選択型」等の設定ができる。EXCELで言うところの「入力規則」。ここを固めておけば、営業マンに勝手なコメントなどを入れられることを防ぐことができる。
また、他のテーブル(例えば「商談」など)の集計結果を引っ張ってくることも可能だ。例えば、顧客一覧に、「昨年の売上高合計」などを表示することが可能だ。
商談の設定
顧客を認識したら初めて商談が始まる。次は商談の設定。
商談に入るのは「顧客」「金額」「ヨミ確度」「時期」「商品」あたりの情報である。会社の設定と同様に、自由に設定できることができる。
さて、実際の営業マンの業務プロセスを考えると、商談の登録は毎日の日報作成時に記録してもらうのが望ましい。まず「顧客」の画面から「今日の商談」を入れるのが自然だろう。
上記を実装するために、顧客は「ルックアップ型」という項目で設定する。このように設定しておくと、「顧客」テーブルと「商談」テーブルがリンクされるようになる。
商品の設定
次は営業マンが売る商品だ。後から商談を分析する際には、どのカテゴリの商材を扱っていた方がわかりやすい。 また、商品により原価率は異なるので、粗利を事前に把握できたほうが統括的には助かる。顧客・商談同様に自由に設定できる
一旦上記までを入れ込んで運用すると、とりあえずの商談記録は作ることができる。
出来上がった商談は、CSV形式でダウンロードすることが可能だ。以下のような方法で分析できるので、毎週のヨミ会の運用を始めることができる。
Excelを使った分析は、SUMIFとVLOOKUPが使えれば、簡単にできると思う。
次回は、もう少し細かい設定を。