Done is better than perfect
かーみーです。
「やりきる」って難しいなーっと思って。
Done is better than perfectという言葉があるらしい。フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグの言葉。
日本語でいうと、「完璧を目指すより、まずはやりきれ」って感じだろうか。
前職のリクルートでは、いつも上司から「やりきれ」と言われた。
社内の評価指標でそれは、「圧倒的な当事者意識」という言葉で語られた。前職ではアタマも悪く、全く仕事できなかったが、上司から「圧倒的な当事者意識だけはできとんな、うん」と言われたことだけが嬉しかった。
また、出向先の電通では「取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは…」という言葉があった。半年間電通さんとメッコリ、しんどい仕事をするチャンスをいただいた。すべて終わらせて、自分がRとともに電通担当を卒業するとき、クライアントであり、子会社の上司である電通の方が労ってくれたのが本当にありがたかった。
例の事件で電通の根性論は否定されもしているが、短い間でもお付き合いいただいた電通マンの方々は本気でクライアントのために身を粉にしていて深夜まで仕事をしており、そのひたむきさは、本当に格好良くてシビれたものだ。少しでも、自分がシビれる電通マンに近づけたのかなと。
さて話を戻すと、「やりきる」って事は自分のためなんじゃないかなと思う。まずは完納する事を決めること。その上で、以降発生する面倒くさい調整をすべて引き取る事を決意すること。
もちろん、人間だからとんでもなく忙しくてアウトプットがクソみたいなクオリティの時もあるし、いつも準備万端ではない。それでも自分の決めた事をやりきることは、自分自信を信頼するために必要だな、と思う。
大切なのは人からどう言われようが、その時の自分が出せる最高のクオリティでアウトプットすること、つまり世の中に問うことなのではと思う。いくら完璧を目指す言い訳を並びたてても、世の中にでなければそれは無だ。
ふと、自分に置き換えてみると、えらそーな事言ってる割に出来てねーなーと反省しつつ、過去はどうせ変えれないから、いま取り組んでる仕事はやりきろう、と思う。
あ、そうそう。
会員限定だけどcakesというコンテンツサービスがある。今は連載が終了したけど「左ききのエレン」という広告代理店のデザイナーの話があり、「やりきる」に近い文脈のハナシが出てくる。
かなりシビれる台詞満載なので、ぜひ読んでいただきたいかなと。